朝チャレンジに参加し始めたのはいつ頃ですか？

コロナ前は平日朝7:30、ヨガスタジオに行ってクラスに参加していました。コロナ禍になりスタジオがしばらくクローズしていましたが、オンラインで再開していただき、自宅から5:30のクラスを中心に参加。2021年4月からは、マスター・スダカー監修のフローを体験できる朝チャレンジに参加するようになりました。

もう1年半が経ちますね。

はい。とにかくワクワクと楽しいので毎回参加し続けています。

Q：そのわくわく感をもう少し具体的にお聞かせください。

二つありますが、一つは、常に新しい体験ができるということです。

歳をとってくると新しい体験に出会うことが少なくなりますが、朝チャレンジに参加すると、毎月、定期的に新しい体験に出会うことができるんです。

毎月新しい体験、というのは、毎月プログラムが新しくなるという意味ですか？

それもありますが、自分の中の新しい体験という意味です。

初日には、「あ、これは動きやすいな」「この動きは、今の自分には難しめかな？」「これって今までやったことないまったく新しい動きだ」など、新しいプログラムがもたらす自分の体の様子・感覚を味わいます。

2日目以降は、体の隅々まで意識を張り巡らせながら、動きやすいものはより気持ち良く、難しめと感じたものは少しずつ動けるように、全く新しい動きは経験の無かった感覚を味わい馴染ませて、と取り組むことで、7日間を通じて、日々の自分の変化をリアルに感じていくことができます。

自分の体と向き合うことで、新たな体験が生まれてくるということですね。

体に新しい気付きがもたらされ、意識できていなかった部分が、一週間をかけて目覚めていくこと、そして、新しい動きをするっと受け入れて、工夫して、自分が変容していくこと。月ごとにプログラムが新しくなるからこそ、そんな体験を、毎回することができます。

そして、マットの上でのこの新しい体験が、日常生活や仕事での自分に起こる物事への対処につながり、活かされているとも感じています。

それは、どんな場面で感じますか？

例えば、色んな物事に好奇心をもって接することが出来るようです。何かが起きた時に、そこに判断や感情が生ずるというよりは、どういう原因や流れで起きたんだろう？どんな意味（あるいは効能）があるんだろう？と、フローと同様に経験を味わう感覚になります。そして、どうしたらそれがより良くなるのかな？より良く変わっていくのかな？と考えるようになりました。

続いて、二つ目もお聞かせください。

はい、体が整うだけでなく進化していくことを実感できることです。

仕事ではデスクワークが多く、いつも肩こり、腰痛などの不調がつきまとっていました。もともとの朝ヨガ習慣でそれはいつの間にかなくなり、マイナス（不調がある）の状態から±０のフラットな状態へと移ってはいたんです。

そんな状態のときに朝チャレンジを習慣にしたことで、今度は±０のフラットな状態から、さらにプラスの状態に体が変化しているのを実感しています。柔軟性、強度、免疫力、治癒力など、どれをとっても、これまでの人生の中で、体のコンディションは今がベストと感じています。

これまでの人生の中で、今がベストのコンディションと言えるのはすごいですね。

本来持っていた力・エネルギーが活性化されて発現できるようになっていくようで、自分の体がどこまで進化できるのか楽しみです。

また、こんなふうに抜きんでた効能をもたらしてくれるマスター・スダカーが教えるインドの古典ヨガ（ヨガの源流にあるもの）の凄さの秘密はどこにあるんだろうと、という興味から、マスター・スダカーが教える指導者養成講座も受け始めました。

もっと深く知りたくなったのですね。

はい。そこで教わる内容は、具体的で細部まで明確な生きる智恵や、自分とは何者でどう生きるべきかなど人生すべてを視野に入れ、遠い昔から蓄積された叡智を細かく噛み砕いたようなもので、この先さらに何を学べるんだろうとわくわくしています。【東良一】これまでの人生の中で、身体のコンディションは今がベスト